広島ドラ1岡田、ブルペンで50球 緒方監督「頼もしい」

[ 2016年2月2日 08:06 ]

ブルペンでの投球練習でチェンジアップを投げる岡田

 広島のドラフト1位右腕・岡田明丈投手(22=大商大)が日南キャンプ初日からブルペン入りした。ファン、大勢の報道陣、そして首脳陣の熱視線にも動じず、捕手を立たせて18球、座らせて50球。直球を中心に変化球も交えて、キレのあるボールを投げ込んだ。

 「人が多かったので、できるだけ自分の投球に集中しようと思った。ボールの感触は自分の中では悪くはなかった」

 セットポジションから堂々とした投げっぷり。練習後、緒方監督は大瀬良と、ドラフト2位の横山と並んで岡田の名前を挙げて「頼もしい」と目を細めた。

 直球が、カットボール気味に動く。右腕は「シュートするよりカットの方がいい。左打者の内角へいく」と、ムービングボールの利点もアピール。「シーズンで長いイニングを投げられる体を作りたい」と、開幕1軍の先を見据えた目標も掲げた。

 中日の井本直樹スコアラーは「縦の変化も、横の変化もある。力のある投手」と警戒を強める。最速153キロ右腕の進化は見ものだ。(水口 隆博)

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2016年2月2日のニュース