下柳臨時コーチ、左腕王国へ熱血指導 榎田へサポート約束

[ 2016年2月2日 08:16 ]

榎田(右)に声をかける下柳臨時コーチ

 臨時投手コーチとして宜野座キャンプに招へいされたOBの下柳剛氏(47)が“左腕密着マーク”で初日から精力的に指導を行った。

 「(コーチは)初めてのことが多いので…」

 控えめな言葉とは裏腹に、ブルペンでは岩貞、島本、岩崎ら積極的に左投手を中心にアドバイスを送った。中でも6年目の榎田には、投球開始から終了までマウンドの後方に立ち続け、随所に言葉をかけた。

 球団の新人最多記録となる62試合登板を果たした榎田の1年目の姿は、チームメートとして見ているだけに「1年目の時を知っているから。良くなってほしい」と復活をサポートすることを約束。投球時に上半身が一塁側に倒れる癖を指摘された榎田も「気にかけていただいている。体が突っ込んでいたので、そこを修正できた。教えていただいたことをものにできたら良い」と感謝した。

 午後からの個別メニューの時間もシャドーピッチングを行っていた岩崎、島本を指導。15日まで臨時コーチを務める予定で「みんな良い球を投げていた」と笑顔でキャンプ初日を振り返った。

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2016年2月2日のニュース