山田、初披露背番号「1」で快音連発 左足首違和感も「大丈夫」

[ 2016年2月2日 05:30 ]

1番のユニホームを着てファンの前を通って引き揚げる山田

 ヤクルト・山田が背番号「1」のユニホーム姿を初披露した。雨が降り続いた沖縄・浦添のキャンプ初日。室内練習場のフリー打撃で快音を連発し、「凄い重みのある番号。着ていくうちにどんどん重圧もかかるが、それに負けないようにしたい」と力強かった。

 このオフに背番号「23」から「1」へ変更。かつて同背番を背負い、憧れのマリナーズ・青木から「普段通りに頑張れ」と記された年賀状を受け取り、大きな励みになった。2年連続のトリプルスリー達成に加え、自身初のゴールデングラブ賞を狙う今年。二塁の守備では高度な技術に裏づけられた華も求め、守備練習では鮮やかなバックトスを何度も披露。「併殺を取ることが大事。基本は大事だけど、見栄えの良いプレーでアウトを取れれば(球場も)盛り上がる」と意図を語った。

 1月末から抱える左足首の違和感で、70メートルの距離を走るシャトルランの練習は不参加。真中監督は「あまり万全じゃない。抑えながらですね」と気遣ったが不安はない。「足は大丈夫です。僕はもう全然できるんで」と軽症を強調していた。(平尾 類)

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2016年2月2日のニュース