桜井緊張 初日ブルペン捕手は阿部「いきなり受けてくれるとは」

[ 2016年2月2日 05:30 ]

ブルペンで投球練習する桜井

 緊張で顔がこわばった。巨人のドラフト1位・桜井(立命大)が、キャンプ初日にブルペン入り。本塁で待ち受けていたのは、捕手に本格復帰した阿部だった。

 「阿部さんがいきなり受けてくれるとは思わなかった…」。ワインドアップとセットポジションで計42球。カーブを1球試しただけで、41球はスピンの利いた直球を投げ込んだ。阿部が捕手を務めたのは途中までだったが「力が入りました。緊張しました」と頬を紅潮させた。阪神、広島、中日のスコアラーもブルペン投球を視察。8割程度の試運転だったが、一様に「バランスが良くて、奇麗なフォーム」と口をそろえた。

 初日はあいにくの雨で室内での練習。桜井は大学の試験を終えて29日から宮崎での1軍合同自主トレに参加したが、ここまで同地での練習は全て雨になった。「雨ばかりですね…。“雨男”ではないんですけど、つらいです」と漏らした。(神田 佑)

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2016年2月2日のニュース