いじられドラ1小笠原 ボールズバズバでも持久走&プールはダメ

[ 2016年2月2日 08:18 ]

大野(左)と並んでキャッチボールをする小笠原

 中日のドラフト1位・小笠原(東海大相模)がキャンプ初日から「存在感」を発揮した。雨のため室内練習場で行われたキャッチボールでは、どっしりした下半身から勢いのあるボールを投げ込んだ。「高校生でああいうバランスのいいフォームは見たことない」。谷繁監督が感心したほどだったが、その後の5キロ走では断然の最下位。さらにプールトレーニングでは「かなづち」であることも判明した。

 ウオーミングアップでは「(掛け)声がちっちゃいよ!」と突っ込まれるなど、ルーキー左腕はいじられっぱなし。それでも、小笠原は「一番年下で気を使う部分もあったけど、先輩たちが優しかった。普通にできました」と充実の表情。スターの素質を見せたキャンプ初日だった。(細川 真里)

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2016年2月2日のニュース