マエケン バレ封じ連続三振斬り 7勝目「意識して投げた」

[ 2013年7月15日 06:00 ]

<ヤ・広>勝利投手の前田健(中央)は最後を締めた菊地原(36)にウイニングボールを手渡される

セ・リーグ 広島13-3ヤクルト

(7月14日 神宮)
 前半戦のラスト登板を最高の形で締めた。広島・前田健が8回を2失点に抑え、7勝目。今季最多の18安打13得点の援護をもらい、悠々とアウトを重ねていった。

 「今日は前半戦の最後だし、勝てたことが大きい。(ミレッジへの)ホームランがもったいなかったけど、点差が開いてからも、もう1点もやりたくないと思って投げた」

 降雨で20分遅れのプレーボールも、影響は無し。今季最多の11三振を奪う力投だった。6月23日の対戦では5回4失点KO。前回は3ランされたバレンティンには1、2打席と連続三振。6回の3度目の対決は四球を与えたものの、4番打者をきっちりと封じて勢いを遮断してみせた。

 「ボクの1本も含めて、チームで6本も打たれている。意識して投げた」。9回に菊地原が7本目を喫したが、対ヤクルトにも、対バレンティンにも、貫禄を示すエースの快投だった。

 ▼広島・野村監督(打線が今季最多18安打で13得点)赤松が(5番で3安打と)いい結果を出し、(6番の)迎も(3回に適時三塁打と)いいヒットを打った。

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2013年7月15日のニュース