岩隈　球宴登板せず、セレモニーには参加

　米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手は１４日、前半戦最終戦のエンゼルス戦に登板したため、初選出されていたオールスター戦（１６日・ニューヨーク）の登板がなくなった。右僧帽筋の張りで故障者リスト入りしたダルビッシュ有投手（レンジャーズ）も出場しないため、今回の日本選手の出場はなくなったが、両投手ともセレモニーなどには参加する予定。

　オールスター戦直前に先発した投手は、投球回を１回か、球数を制限すれば登板できるが、ア・リーグを指揮するタイガースのリーランド監督は起用しない方針を示していた。
　アは岩隈のほかに先発したバーランダー（タイガース）とコローン（アスレチックス）の登板もなくなり、ホランド（ロイヤルズ）、バルフォア（アスレチックス）、ティルマン（オリオールズ）の３投手が代替選手として選ばれた。

　ナ・リーグはロック（パイレーツ）、Ｊ・ジマーマン（ナショナルズ）の２投手と、内野手のフリーマン（ブレーブス）が負傷のため、ロモ（ジャイアンツ）とメランソン（パイレーツ）の救援右腕２人と、捕手のマキャン（ブレーブス）が代替で選ばれた。（共同）