5戦連続登板の平野佳 サヨナラ許す…オリ 最下位逆戻り

[ 2013年7月15日 06:00 ]

パ・リーグ オリックス2-3ソフトバンク

(7月14日 ヤフオクD)
 まさかの結末だった。オリックスは同点に追いついた9回、守護神の平野佳を投入も2死一、二塁から今宮にサヨナラ打を浴びた。

 リーグワーストとなる今季6度目のサヨナラ負けで勝率5割復帰を逃し、日本ハムが勝ったため、1日で最下位に逆戻りとなった。

 平野佳が1イニングに3安打も浴びるのは、調整登板だった4月29日の日本ハム戦以来2度目。5試合連続登板で今季37試合に達し疲労がたまっているのも事実だ。森脇監督は「平野も神様ではないから、いつも完ぺきにはいかない。最善を尽くした結果」と擁護。ただ、本人は「故障しているわけでもないので言い訳になる。きょうは打たれただけです」と次戦以降での雪辱を誓った。

 痛恨のミスが痛かった。6回2死二、三塁で、一塁手・李大浩(イデホ)が長谷川のゴロをはじく失策で2点目を献上。9回にチャンスを拡大する右前打したものの、流れを手放した李大浩は言葉を発しなかった。代弁した指揮官は「残り3試合、ねじを巻き直したい。こういうゲームの後が大事」と、15日からの首位・楽天戦(京セラドーム)に目を向けていた。

 ▼オリックス・山本(5回に先制の4号ソロ)先頭だったので、塁に出ようと思った。ただ(1死一、二塁の)9回に、しっかり打たないと最後まで試合に出してもらえない。

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2013年7月15日のニュース