藤浪 実はブルペンで“暴れていた”和田監督「臆していない 言うことなし」

[ 2013年4月14日 17:05 ]

和田監督(左)のいたずらでウイニングボールを取り上げられ、苦笑いの阪神・藤浪

セ・リーグ 阪神4―0DeNA

(4月14日 甲子園)
 大阪桐蔭の先輩、西岡とともにお立ち台に上がった藤浪を今季最多4万5000人超の大観衆が大歓声で迎えた。

 「本拠地の甲子園で勝てたのが本当にうれしい」と声を上ずらせながら話した藤浪。横に立った西岡から「きょうは晋太郎にとって最高の第一歩心からおめでとうを言いたい」と言われると、はにかんだような笑みを浮かべた。

 ブルペンでは「ボールが暴れている」(中西投手コーチ)という状態で「調子は良くなかった」と藤浪は話したが、マウンドに上がると別人のようにまとまり、DeNA打線に向かっていった。和田監督もブランコ、ラミレス、中村紀といった一発のある打者に「臆することなく向かっていった。言うことなし」と満点の点数を付けた。

 5回にはスクイズも決めるおまけつき。「たまたまいいところに転がってくれた」と藤浪は控えめたせが、和田監督は「バントがうまい。いろいろな作戦にも対応していかないといけないので」と評価。まさに藤浪のワンマンショーで、阪神は今季デーゲームで初勝利を挙げた。

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