猪木ビンタでソフトB打線目覚めた!“即効”集中打5点

[ 2013年4月14日 06:00 ]

<ソ・ロ>「男子デー」のゲストで登場したアントニオ猪木はソフトバンク・ペーニャ(右)に闘魂注入のビンタ

パ・リーグ ソフトバンク8-2ロッテ

(4月13日 ヤフオクD)
 闘魂を注入されたソフトバンク打線が3回、一気に畳みかけた。3連続を含む5本の適時打で今季1イニング最多の5得点。開幕からの得点圏打率・174がウソのような集中打だ。

 右前先制打で口火を切った長谷川は「これまで得点圏で打てず、申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と14試合目での今季初打点にタメ息をついた。4回にはバックスクリーンへ1号ソロ。一度はフェンス直撃の二塁打もビデオ判定の結果、本塁打と認定された。「待っている間はドキドキでした」。塁上で手を合わせ祈る姿から一転、笑顔がこぼれた。

 試合前にはアントニオ猪木がゲストで登場し、ペーニャにビンタを食らわすパフォーマンス。2年目の助っ人砲は自身の縁起物というカエルの置物をベンチに持ち込み、ムードメーカーになった。「いい雰囲気をつくってくれた」と5試合ぶりの打点を挙げた内川。7試合連続安打の柳田はお立ち台で「元気があれば何でもできる。1、2、3、ダーッ」とアントニオ猪木ばりの雄叫びを上げた。「ワンチャンスをものにしたね」。秋山監督も待ち望んでいた打線のつながりに目を細めた。

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