高木監督 采配ヤジられた 不振の荒木交代も結果出ず

[ 2013年4月14日 06:00 ]

<中・広>渋い表情の中日・高木監督

セ・リーグ 中日1-6広島

(4月13日 ナゴヤD)
 見せ場すらない敗戦を、中日・高木監督は元気なく振り返った。先発・大野が初回に早々と2点を失うと、打線も広島先発・前田健からルナ1人の2安打しか放てず、連敗で借金は4。指揮官は「そりゃ、良かったわね」と相手エースを称えることしかできなかった。

 前田健攻略のため、打率・128と不振の荒木を5回の守備から堂上直に交代したが、これも結果は出ず。「何で荒木と井端の差をつけるんだとヤジられたよ」とボヤく声にも元気がなかった。

 6回3失点で今季3敗目を喫した大野の処遇を聞かれると「課題は与えて、内容次第で考える」と話した。変化球でストライクを取ることを課し、ランニング量、ブルペン投球の回数など、調整法を変えさせる。そのうえで、次回登板でも内容が悪い場合は先発の座をはく奪することを示唆した。厳しい言葉の裏には左腕への期待がある。

 ▼中日・ルナ(前田健からチームただ一人の安打を放ち、開幕から14試合連続安打を記録)素晴らしい投手から打てたことは良かった。アグレッシブにいけた。

続きを表示

2013年4月14日のニュース