大阪桐蔭で藤浪の控え、立大・沢田圭 3回7Kデビュー

[ 2013年4月14日 06:00 ]

<慶大・立大>2番手で登板した立大・沢田圭は3回1安打、7奪三振の好投

東京六大学野球第1週第1日 立大8―0慶大

(4月13日 神宮)
 春季リーグが開幕し、1回戦2試合が行われた。立大は大阪桐蔭出身の沢田圭佑投手(1年)が慶大戦で救援登板し、3回1安打、7三振を奪う圧巻のデビュー。チームは3投手による完封リレーで先勝した。昨秋の覇者・法大は開幕戦で東大を10―1で下し、2季連続優勝へ好スタートを切った。

 昨年、甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭で藤浪(阪神)の控えだった立大の1年生・沢田圭が、マウンドで躍動した。7―0の6回に2番手で登板すると、自己最速となる146キロの直球を武器に3回を無失点で7奪三振。「先輩が楽な展開で回してくれたので、気負うことなく投げられた」と振り返った。

 夏の甲子園後は先を見据え、緩い球の習得に励んだ。「大学では球速差がないと打ちやすい投手になってしまうので練習してきた」と、90キロ台のスローカーブを効果的に交え打者を幻惑した。1安打に封じる投球に大塚淳人監督は「いいデビューだった」と度胸満点の右腕を称えた。

 藤浪とはプロ入り後も連絡を取り合うが「負けないように頑張りたい」。ライバルがプロ初登板した神宮で、沢田圭も続いた。

 ▼立大・岡部(右越え2ランを含む2安打4打点)11日は母(真里子さん)の50歳の誕生日で“ホームランボール”あげるよと言っていたので良かった。

 ▼慶大・白村(5回1/39安打7失点で降板)ずるずる打たれていい流れを持ってこられなかった。調子に乗って直球ばかりを投げすぎた。みんなに申し訳ない。

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2013年4月14日のニュース