ハム同行カメラマン結核…チーム内に動揺

[ 2010年2月3日 19:27 ]

 沖縄県名護市での春季キャンプに同行していた公式カメラマンの結核感染が分かったプロ野球の日本ハムは3日、事実関係の把握や保健所への連絡など対応に追われた。体調を崩したり、症状を訴える選手は現在いないが、チーム内には動揺が広がった。

 保健所からは「今のところ全く心配する必要はない」との指示を受けており、キャンプは予定通り進めるという。練習後には選手らに対し、現状と球団の今後の方針が伝えられた。
 球団では、カメラマンが結核の疑いがありながら同行していたと認識している。島田利正球団代表は「無責任というか、常識的に考えられない」と怒りをあらわにし「保健所の指導に従うことになるが、チームとして選手に聞き取り調査をしたい」と話した。
 この日は、予定された公式ガイドブックの写真撮影が中止になった。

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2010年2月3日のニュース