“首位打者”鉄平、今季目指すはGグラブ賞!

[ 2010年2月3日 06:00 ]

本西コーチ(左)に捕球の仕方を教わる鉄平

 首位打者の次はゴールデングラブ賞!昨季、打率・327で自身初タイトルを獲得した楽天の鉄平が、今季は守備の最高の勲章を目標に掲げた。

 この日は1時間の居残り特守を行い、今季から就任した本西外野守備走塁コーチの指導を受けた。オリックス時代にはイチローと鉄壁の右中間コンビを組み、89年にはゴールデングラブ賞も受賞した守備の名人。捕球後の送球では無駄な動きをなくすため、右耳の近くではなく、体の正面で捕球するよう指摘された。
 「もともとは内野手なので外野の基本をしっかり指導される機会があまりなかった。守備の向上につながると思います」と鉄平。本西コーチも「より速くて正確な送球をするための動きを体にしみこませてたい。のみ込みは早いし楽しみです」と太鼓判を押した。
 鉄平はキャンプ前の自主トレから守備力アップを強く意識してきた。キャッチボールではラグビーボールを使用し「課題はスローイング。球の回転を良くして、補殺を増やしたい」と課題克服に取り組んだ。「守りを去年以上に磨いて、ゴールデングラブ賞を獲りたい」。今季は守備でも輝きを放つ。

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2010年2月3日のニュース