岩瀬、昨年より10日以上早くフリー打撃登板

[ 2010年2月3日 06:00 ]

打撃投手に登板した岩瀬

 中日の主力投手がそろってフリー打撃に登板した。守護神の岩瀬は制球にややばらつきがあったものの、新外国人のセサルや新井らに対して約50球を投げて「(キャンプ)2日目の割にはいい感じで投げられた」と順調な調整ぶりを示した。

 35歳の守護神は昨季41セーブで節目の250セーブまであと16としたが、終盤は疲労で約1カ月戦線を離脱した。5年連続30セーブ以上をマークしている岩瀬にとって、故障なく1年を過ごせれば大台到達は時間の問題とあってオフは鳥取のジムで治療中心のメニューをこなし、体を十分に休ませた。昨年より10日以上も早く打撃投手を務めるあたりは、体調が万全の証拠。「あとは1年間乗り切れる体をつくっていく」と長丁場のキャンプを見据える。
 また、昨季投手部門のタイトルに輝いた吉見、チェンの2人も約50球、10分間ずつ打撃投手を務めた。最多勝の吉見は「ボールを指にかけることを意識し、バランス良く投げられた」と手応えを得た様子で、防御率トップのチェンも「早く打者と対戦してフォームを修正したかった」と早々の登板の目的を説明した。

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2010年2月3日のニュース