審判さん恨みます?オリ泣くに泣けないタッチアウト

[ 2009年5月10日 06:00 ]

3回、スコアボードと塁審の間違いが重なり、四球による進塁と勘違いしたオリックス・大村直之は二塁でタッチアウトとなる。遊撃手金子誠

 【オリックス2―3日本ハム】スコアボードの表示ミスが招いた走塁ミスも響き、オリックスは3連敗を喫した。1点を追う3回1死一塁、山崎浩はカウント1―2からハーフスイングを取られたが、スコアボードは「1―3」。その後1球ファウルをはさみ、2―3と勘違いしていた一塁走者の大村は6球目にスタートを切ったが、ボールの判定に四球になったと思い込み、走るのをやめたところでタッチアウトとなった。これには大石監督も約10分間猛抗議し、大村も走る前にフルカウントであることを塁審に確認していたという。

 試合後、一塁の山本隆塁審は「僕の勘違いです」と認め、川口球審も「スコアボードを訂正していれば、何の問題もなかった。反省点です」と説明した。中村球団本部長は「初歩的なミスを二つもした」と憤っていた。

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2009年5月10日のニュース