「しびれた!」岡島首位呼ぶ極上の火消し

[ 2009年5月10日 06:00 ]

レイズ戦の7回途中から登板し、1回を無安打無失点のレッドソックス・岡島

 【レッドソックス7―3レイズ】レッドソックスの岡島が、レイズ戦で2点リードの7回1死一、二塁に2番手で登板。このカード10打席連続出塁中で、本塁打が出ればサイクル安打達成となるクロフォードに対し、4球すべて直球勝負を挑み、最後は88マイル(約142キロ)で中飛に打ち取った。

 続くロンゴリアも直球だけでカウント2―1と追い込み、低めのカーブで空振り三振。現在リーグトップ39打点の大砲を仕留め「久しぶりにしびれた。見せ球と決め球のめりはりがあった。捕手のリードが良くて三振を取れた」と納得顔だ。
 チームは本拠でのレイズ戦連敗を2でストップ。ブルージェイズが敗れたため勝率で再び地区首位に浮上した。フランコナ監督は「好調な打者を抑えてくれたのが大きかった」と1回を無安打無失点で連続試合無失点を5に伸ばした岡島の投球を褒めた。

 ≪松坂その日へピッチ上がるハードメニュー≫右肩の疲労で故障者リスト入りしているレッドソックスの松坂は、10日の3Aコロンバス戦登板に向けて調整。約50メートルの遠投に加え、全球種を投げ込むなど1時間近く入念にキャッチボールを行った。9日にチームを離れオハイオ州に移動するため、キャッチボール後は室内へ移動しランニングマシンで走り込むなどハードメニューを敢行。「あすは移動なので、練習がなくてもいいように動きました」と笑顔を見せた。松坂は15日にもマイナーで登板。メジャー復帰は最短で20日ブルージェイズ戦が濃厚となっている。

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2009年5月10日のニュース