頑張れ!40歳左腕 GMは「チャンスは与える」

[ 2009年3月2日 08:38 ]

レイズ戦の3回から登板し、1回〓を投げ4安打2失点のブルージェイズ・高橋

不運!高橋、初登板で早くもリタイア 開幕は…

 デビューと同時に、開幕大リーグが難しくなってしまった。ブルージェイズの高橋は初のオープン戦で右ふくらはぎを痛め、途中降板した。
 4回のピンチ。一塁寄りに転がったスクイズバントの打球を捕って本塁で走者をアウトに。その後、動けなかった。2日に検査を受けるが、高橋は「2年前にもやったことがある。2週間とか3週間とかでしょうか」。決して軽くないけがの状態を自覚している。
 「コントロールも何もなかった」と振り返ったように、2点を失った投球内容も悪かった。ビザ取得などのため2月27日まで5日もキャンプを離れ、復帰直後の登板指令。
 だが、マイナー契約の立場。与えられた場で結果を出すしかない。「こちらはタフな選手でないとやっていけないんだな、と感じました」。フィールド外も含めた適応が大リーグへの条件だと素直に認める。
 「チャンスは与える。まずはけがが良くなること」とリシャーディ・ゼネラルマネジャーは言う。4月に40歳になる左腕は「チャンスがあるなら」とうなずいた。挑戦は続く。(共同)

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2009年3月2日のニュース