福留　魅せた！２戦連続“レーザービーム”

　【ＷＢＣ強化試合　日本代表２－１巨人】福留が２試合連続の“レーザービーム”で勝利に貢献した。同点の８回２死一、二塁、代打・田中の中前打で本塁へ突入した小田嶋をストライク返球で刺した。重圧がかかる中で「ラインから外れないようにだけ気をつけて投げた」と勝ち越しを許さなかった。前日の西武戦でも補殺を記録している背番号１は「握りがちょっと浅かったけど、結果的にアウトで良かった」と胸をなで下ろしていた。

　≪城島「収穫」の７投手リード≫城島が７投手による１失点継投を好リードした。先制を許し、中盤まで得点を奪えない展開に「こういうゲームでは投手と捕手の気持ちをマッチさせることが大切。そういった意味では収穫」と強調。東京ドームでの２試合で全１３投手とコンビを組んだことで、各投手の特徴もしっかりつかんだ。打っても１点を追う５回２死三塁で左前に同点打。９回には犠打も決め、攻守に正捕手の存在感を見せた。