ルーキー野上3回無失点!開幕1軍へ大前進

[ 2009年3月2日 06:00 ]

<中国代表・西武>西武新人の野上は先発して3回をヒット2本に抑える

 【WBC強化試合 西武11-1中国】西武のルーキー野上が、開幕1軍へ大きく前進した。先発で中国代表を相手に3回無失点。初回に先頭の孫嶺峰に右越え二塁打も落ち着いて後続を断ち、2回以降はスライダーをコーナーに決め3三振を奪った。謙虚な21歳は「先頭打者に打たれたのとエラー(3回)が反省点。スライダーはよかったので、直球の精度を上げていかないと」と反省しきりだが、渡辺監督は「ストライクを取る変化球の精度を上げれば十分使えると感じた」と分析。本人の言う直球ではなく変化球を課題に挙げて期待を寄せた。次回は9日の中日とのオープン戦に中継ぎの予定。ルーキーのアピールは正念場を迎える。

 ≪若獅子 大暴れ!≫西武の投打の若手2人が中国代表を粉砕。侍ジャパンへプレーでエールを送った。3年目の大崎が3安打2打点なら、2年目の右腕・平野も4回に3者三振など2回を打者6人で完全。前日の日本代表戦で岩隈から2ランを放った大崎は「投手のレベルは1軍クラスではなかった」と話すと、平野も「低めを振ってくれて楽になった」。米国のヒコックス球審のストライクゾーンも「気にならなかった」と問題なしを強調していた。

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2009年3月2日のニュース