Gグラブ賞 新井&栗原がセ一塁手W受賞

[ 2008年10月30日 06:00 ]

 守備の名手に贈られる三井ゴールデングラブ賞が29日、発表された。セでは、一塁手で阪神・新井貴浩(31)、広島・栗原健太(26)両内野手が15年ぶり3度目となるダブル受賞。三塁手は中日・中村紀洋内野手(35)がパ・リーグ時代を含め三塁手史上最多の7度目の受賞となった。セで外国人選手が選出されなかったのは99年以来9年ぶり。パはオリックスのアレックス・カブレラ内野手(36)が一塁手最年長で初受賞したが、53票あった該当者なしが得票数(40)を上回るのは両リーグ通じて史上初の珍事。日本ハム・ダルビッシュ有投手(22)は球団初となる投手での2年連続受賞となった。表彰式は11月26日に行われる。

【ゴールデン・グラブ賞


03年8月9日 苦しみ抜いた“4番”新井 初の先発落ちで意地の代打アーチ

04年4月17日 「打撃は気合!」清原の忠告で広島・栗原、代打サヨナラ弾

 阪神・新井はプロ10年目で初の受賞となった。「守備の下手な選手が賞をいただけるとは思ってなかった。光栄。自分で言うのも何だけど夢がある」と喜んだ。入団当時は苦手だった守備を日頃からの努力で上達させていった。「エラーばかりしていた自分に、ノックをたくさん打ってくれた方々に感謝したい」と話した。

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2008年10月30日のニュース