真弓監督スーツ姿で始動!キャンプは守備重視

[ 2008年10月30日 06:00 ]

スーツ姿で練習を視察した真弓監督はバットを握るポーズをとる

 阪神の秋季練習が29日、西宮市の鳴尾浜球場で始まり、真弓明信監督(55)が就任後初めて選手と対面した。スーツ姿で練習を視察した指揮官は、11月3日からの秋季キャンプ(高知・安芸)について「守り重視のキャンプになる。特守?コーチが足りなければ僕もやりますよ」と自らノックの鬼になる可能性も示唆した。

 テレビカメラ8台、報道陣100人、超満員の観衆約1000人に囲まれながら、頭の中は秋季キャンプの計画でいっぱいだった。すでにノックバットを発注しており、5年目の坂が「とことん特守を受けたい」と言えば、守備に定評がある3年目の大和も「アピールするチャンス」と新監督直々のノックプランに目を輝かせた。
 この日は金本、下柳らベテラン勢も集合したが秋季練習、キャンプは若手中心の参加となる。真弓監督は「応用は春のキャンプでもできる基本を徹底的に体に染みこませたい」と意欲満々。背番号「72」のユニホームに袖を通し“鬼”になる日が近づいている。

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2008年10月30日のニュース