短期決戦任せろ!石井一 マイペース調整

[ 2008年10月30日 06:00 ]

 4日の第3戦(西武ドーム)先発が有力な西武・石井一が持ち前のマイペースを強調した。「今さら巨人と言っても何も意識することはない。自分の投球をするだけです」と静かに闘志を燃やした。

 ヤクルト時代は巨人としのぎを削り、通算成績は21勝21敗の五分。それでも「節目は逃さない自信がある」と自信たっぷりに話す。9日の第7戦まで勝負がもつれれば、中4日での先発もあり得るだけに、まずは3戦目でキッチリと取ってチームに勢いを与えたいところだ。
 日本ハムとのCS第2ステージ第4戦(21日)では7回13奪三振3失点でシリーズ進出王手に貢献。短期決戦では抜群の勝負強さを発揮する。「巨人とやって、若い人が自信をつけられたらいい」。百戦錬磨のベテラン左腕が、若いチームをさらに勢いづける。

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2008年10月30日のニュース