育成ドラフト ロッテが最多の8選手指名

[ 2008年10月30日 19:15 ]

 プロ野球の育成ドラフトは30日、ドラフト会議終了後に西武、オリックス、日本ハム、横浜を除いた8球団が参加して行われ、計26選手が指名された。内訳は投手13人、捕手2人、野手11人。

 最多はロッテの8選手で、巨人などで活躍した角盈男氏を父に持つ角晃多内野手(神奈川・東海大相模高)を3位で指名した。独立リーグでは四国・九州アイランドリーグ(IL)が4選手、BCリーグからは3選手が指名を受けた。

 育成選手制度は選手育成を目的として2005年に始まり、最低年俸は240万円。戦力外通告を受けた自由契約選手や外国人選手の雇用も可能だが、公式戦出場は2軍戦に限定される。6月末までは支配下選手枠への登録が可能。

 ≪独自路線を歩むロッテ≫ロッテは育成ドラフトで最多8選手を指名した。
 事前に入団テストを受けた選手から6人を指名。昨年は四国ILチームの買収を画策するなど、育成分野では独自路線を歩んでいる。松本スカウティングスーパーバイザーは「プロのチャンスを与えたいというのはずっとうちが率先してやっている。アマの目標にもなる」と胸を張った。

続きを表示

2008年10月30日のニュース