ボカチカ 延長寸前にサヨナラ弾

[ 2008年5月7日 06:00 ]

<西武・日本ハム>9回2死一塁、中越えサヨナラ本塁打に大喜びの西武ナインは打たれた宮西(右)には目もくれず、生還したボカチカ(奥中央)を出迎える

 【西武3―1日本ハム】西武・ボカチカの一発が試合を決めた。1―1で迎えた9回2死一塁、宮西の136キロ直球をバックスクリーンにぶち当てるサヨナラ7号2ラン。ナインから手荒い祝福を受けたヒーローは「みんなエキサイトしていて、打ちのめされないか心配だったよ」と苦笑いだ。お立ち台では中島から教わった覚え立ての日本語「オナカスイタネ~」を披露。観客の笑いも誘った。

 4回は自らの守備のミスで1点を与えた。それを帳消しにする一発でドジャース時代に同僚だった石井一に5勝目をプレゼント。「当時は直球で勝負する投手という印象。今はスタイルが変わったけど、素晴らしい投球をする」と称える左腕とともに勝利の立役者となった。これで4月下旬に1軍復帰後は35打数14安打、打率4割、6本塁打と大当たり。“恐怖の9番”が止まらない。

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2008年5月7日のニュース