プロ野球の年俸増加 平均は3631万円

[ 2008年5月7日 17:04 ]

 日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)は7日、選手会加入選手(外国人選手を除く)の今季の年俸調査結果(出来高払い分は除く)を発表し、支配下選手742人の平均年俸は2年ぶりに増え、前年より78万円増の3631万円となった。巨人が5510万円でトップ。最下位の広島は1948万円で、1995年の横浜(1817万円)以来の2000万円割れとなった。

 開幕1軍選手の球団別平均年俸は、巨人が1億1239万円で2年ぶりにトップに返り咲いた。2位は阪神の1億922万円、3位は中日で1億265万円。パ・リーグではソフトバンクの6715万円が最高。
 楽天は3793万円で、黒田博樹(ドジャース)、新井貴浩(阪神)が抜けた広島の3437万円を上回り、球団創設4年目で初めて最下位を脱した。セの平均は7700万円で、パが4894万円。両リーグの差は昨年の1714万円から2806万円に広がった。米大リーグの開幕ロースター855選手の平均年俸は315万4845ドル(約3億3000万円)。
 球団別の年俸総額は巨人が34億1633万円で1位、2位はソフトバンクで33億7880万円、3位は阪神の33億2450万円。昨年日本一の中日は30億8400万円で4位。最下位の広島は12億2750万円。
 年俸1億円以上の選手はセが40人、パが30人。球団別ではソフトバンクが11人でトップ。中日と阪神が10人、巨人と横浜が8人だった。

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2008年5月7日のニュース