ダルが負けた!西武サヨナラ4連勝

[ 2008年5月7日 21:28 ]

4回、西武無死、中島の打球にダルビッシュがグラブを出すが、捕球できず中前安打に

 【西4―3日】西武が今季5度目のサヨナラ勝ちで4連勝。3―3の9回に二塁打と2四球で2死満塁の好機をつかみ、片岡が左へ決勝打を放った。日本ハムは今季初の4連敗。ダルビッシュは最後に踏ん張れず、開幕からの連勝は5で止まった。

 ≪「下だけは向きたくない」≫ダルビッシュの開幕からの連勝は5で止まった。涌井との通算3度目の投げ合いで、プロ初のサヨナラ負け。風邪気味で体調が万全といえない中、150キロ超の直球を主体に押し続けたが、136球目で力尽きた。
 「チーム状態が悪かったので、絶対に勝ちたかったんだけど…」とダルビッシュ。それでも「悔いはない。下だけは向きたくない」と前を向き、気丈に話した。

 ≪さあ歓喜の輪!しかしデーブ・コーチ悪夢≫西武のサヨナラ勝ちの陰で、アクシデントが起こった。
 9回に出た片岡のサヨナラ打の瞬間、ベンチを飛び出して祝福の輪に加わろうとした大久保打撃コーチが、右太腿を痛め、選手に抱えられてロッカーに戻った。
 本人は「右太腿裏の肉離れ」。関係者によると、走りだした瞬間にぴりっときたという。選手だけでなく、コーチや裏方さんも大興奮の結末だった。

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2008年5月7日のニュース