黒田3回1/3で降板 斎藤は5セーブ目

[ 2008年5月7日 12:34 ]

メッツ戦の1回、2番打者チャーチ(左)から先制の本塁打を浴びたドジャース・黒田

 米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手は5日、ロサンゼルスでのメッツ戦に先発したが、メジャー最短の3回1/3で交代した。3―4の4回1死一、二塁でリードを許して降板、これで4月4日の初登板勝利以来、6試合勝ち星なしとなった。

 1回に2番のチャーチに中堅右へソロ本塁打を浴び、5試合連続で先行を許した。2回には6番打者から3連打されて1点を失うと、なお無死一、二塁から、投手のバントを処理し、三塁へ悪送球。自らピンチを広げ、レイエスに適時打を許して2回までに3失点。3回にもバックの守備の乱れから1点を失い、リズムに乗れなかった。
 試合はドジャーズが5回に逆転。5―4とリードして迎えた9回に登板した斎藤隆投手は2安打を許しながらも無失点に切り抜け、5セーブ目を挙げた。

 ▼黒田の話 初回に点を取られて流れが良くなかった。5回までしっかり投げるのが先発の大前提。次はこういうことがないようにしたい。気持ちをしっかり切り替えたい。チームが勝てたのは僕にとって大きい。

 ▼斎藤の話 四球がなかったので良かった。マウンドで打者との対戦に集中できるようになってきた。(同一チームへの連投で)打者とお互いに駆け引きが出てくるが、攻める姿勢だけは失わないようにした。(共同)

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2008年5月7日のニュース