【柔道】村尾三四郎「結束深まる」混合団体奪還へ決意 女子選手と「実際に組むことで…」新たな気付きも

[ 2026年3月7日 18:52 ]

<柔道日本代表男女合同練習会>女子70キロ級の田中志歩と乱取りを行う男子90キロ級の村尾三四郎(撮影・前川 晋作)
Photo By スポニチ

 全日本柔道連盟は7日、東京都多摩市の国士舘大で日本代表男女合同練習会を開いた。世界選手権や五輪で行われる混合団体で金メダルを獲得するための中長期的な強化戦略の一つ。日本代表レベルの男女による合同練習会はこれまで行われておらず、初めての試みとなった。

 この日は、団体戦の実施階級(男子73キロ級、90キロ級、90キロ超級、女子57キロ級、70キロ級、70キロ超級)を中心とした日本代表レベルの選手たちが参加。打ち込みや、5分×12本の乱取りも男女混合で行われた。

 男子90キロ級で昨年世界選手権覇者の村尾三四郎(25=JESエレベーター)は、重量級の男子選手を相手に何度か組み合った後、女子70キロ級世界選手権覇者の田中志歩(27=JR東日本)と乱取りを行う場面も。ともに今年の世界選手権(10月、バクー)代表内定済みで団体戦を組む可能性も高く「今までは組んだことがないから的確なアドバイスができなかった。実際に組むことでそのへんも明確になる。同じ空間で練習することで結束も深まっていく。技術的なことも含めて親交を深めていければ」と有意義なものとなった。

 村尾は昨年の世界選手権、個人戦で初優勝を果たした3日後に混合団体に出場。準決勝のジョージア戦は、2―3で迎えた大将戦で五輪2連覇王者のベカウリに敗れた。世界選手権の団体戦連覇が7で途絶え「やっぱり勝ちたいなという思いになった。もちろん個人戦も重要だけど、団体戦も視野に入れながら準備する必要がある」と混合団体への思いを強めた。

 それでも、日本勢は個人戦にピークを合わせているのが現状。「どうしても個人戦の状態では戦えないので準備の仕方は難しい。個人戦が終わると“終わった”という気持ちになってしまうところはある」という。「その点で言うと(男子81キロ級金メダルの)永瀬さんは“終わった”という気持ちに全くなっていなかった。自分もやらなきゃ、という気持ちにさせられたので、それも大事かなと思う」。個人戦を終えてから団体戦に向かう心構えの大切さを再認識していた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年3月7日のニュース