【Sスケート】滑りもしゃべりも“追求”する高木美帆 話を聞くのが楽しみな選手

[ 2026年3月5日 04:41 ]

高木美帆 引退表明

高木美帆(撮影・小海途 良幹)
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 【記者フリートーク】高木との取材や会話では沈黙が生まれることが多い。紋切り型の返答をせず、自分の表現を使った最適解を追求するので、言葉を探すのに時間を要するためだ。一度話し出しても“ニュアンスが違う”と首をひねり“今のはなしで”とボツにされたことも一度や二度ではない。それゆえ、言葉には独自性や力があり、話を聞くのが楽しみな選手だった。

 日本代表の女子中長距離選手の中で、高木の体重に対する瞬間出力は平均以下。メダルを量産できたのは氷の抵抗の少ないスケーティングを追求してきたからだ。団体追い抜きで高木の後ろを長年滑った佐藤が「美帆さん(の滑り)は本当にしぶきが出ない」と力説していた。とことん追求する姿勢は発言も競技も重なる。引退会見でも名言を期待せずにはいられない。(19~24年スピードスケート担当・木本 新也)

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