予測不能な1年後に挑む 広域開催大会を追うカメラマンの葛藤 アスリートの急成長と一変するシナリオ

[ 2026年2月13日 09:00 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪

<ミラノ・コルティナ五輪 スキージャンプ混合団体>自撮りをする日本チーム(手前)(撮影・小海途 良幹)
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 広域開催となった今大会だが、スポニチから派遣されているカメラマンは私1人だけだ。その日のメダル有力種目から一つ厳選して各地に向かう。自分の行った先でより良い色のメダルが出る方がうれしい。

 組織委を通して申し込むホテルの締め切りが五輪開幕の1年前だった。ここに難しさがあった。1年後の各競技の勢力図を予想しながら前もって行動予定を決めないといけなかった。

 しかし、大会が始まる時にはその勢力図は一変していた。例えば大会2日目。メダル1号を期待しスノーボード男子ビッグエアを1年前の私は選択していたが、今季に入りスキージャンプ女子の丸山希が台頭してきた。結果、メダル1号は丸山に。取材したビッグエアでは金、銀が出たが、1年前に有力視されていた選手とは別だった。

 大会4日目の男子ジャンプ・二階堂蓮もしかり。アスリートにとって1年は化けるのに十分な時間なのだと実感する毎日だ。
(小海途 良幹) 

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