【カーリング】日本代表フォルティウス 黒星発進も悔しさ糧に次戦へ切り替え 第6エンドに2点「自信」

[ 2026年2月13日 01:30 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第7日 カーリング 女子1次リーグ ( 2026年2月12日    コルティナ・カーリング五輪競技場 )

<日本・スウェーデン>スキップ吉村紗也香(上)ら、初戦のスウェーデン戦に臨んだ日本代表フォルティウス (AP)
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 女子1次リーグが12日、行われ、世界ランク5位の日本は初戦で同4位スウェーデンに4―8で敗れ、黒星発進となった。日本初の金メダルを目指す女子日本代表のフォルティウスは、スキップの吉村紗也香(34)を中心に挑んだが、1―1で迎えた第4エンドに3点を奪われ、第10エンドを残して4―8と大きくリードを許してコンシードで敗れた。10チーム総当たりで、4位までが準決勝に進む。

 五輪の初戦の緊張感にのまれたのか、2大会連続メダルの強豪スウェーデンに完敗。第9エンド終了時点で4点差をつけられると、日本の選手たちは敗戦を認め、相手選手に握手を求めた。五輪初出場の吉村は「前半は硬かった」と残念がった。

 スキップの精度の差が出た。第4エンドで吉村の1投目は短く、最終投のドローにも失敗し、3失点を招いた。第5エンドも吉村のミスで1点を許し、苦しい展開に大黒柱の表情がこわばった。それでも第6エンドにドローショットを成功させ2点を奪い返し、意地を見せた司令塔は「最後にドローを決め切れたのは凄く自信になった」と手応えも示した。

 吉村にとって5度目の挑戦でようやく立った夢舞台だ。ロコ・ソラーレが銅メダルを獲得した18年平昌大会は現地で観戦。ライバルの戦いを目に焼き付けた。22年北京大会も代表決定戦でロコ・ソラーレに屈した。その後、北海道銀行との契約が終了しチームは存続の危機に立たされた。先が見えない中、チームで話し合いを重ねて五輪を目指すことで一致。金メダル獲得の目標を掲げミラノ・コルティナに突き進んだ。

 吉村は「結果的に負けてしまったけど、この試合で多くの情報を得られたと思うので、次に向けてチームでしっかり話をして、また調整したい」と前を向いた。日本女子はロコ・ソラーレが出場した18年平昌で銅、22年北京で銀と2大会連続でメダルを獲得。まだ五輪は始まったばかり。「より強く」を意味するチーム名を持つフォルティウスが、初戦黒星を糧にここから巻き返しを図る。

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