【ミラノ五輪開会式】男子モーグル・堀島行真 悲願の金へ610文字の“決意”「最も良い準備できた」

[ 2026年2月7日 04:00 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第1日 開会式 ( 2026年2月6日 )

堀島行真(AP)
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 ミラノ・コルティナ五輪の開会式が6日(日本時間7日)、ミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場(通称サンシーロ)などで始まった。ミラノ以外のプレダッツォ、リビーニョ、コルティナダンペッツォの3カ所でも参加者が行進。聖火台はミラノとコルティナダンペッツォの2カ所に置かれ、同時に点火される。選手121人の日本選手団は冬季最多18個のメダルを獲得した22年北京大会を超える成績を目指す。

 フリースタイルスキーでは、前回22年北京大会男子モーグルで銅メダルの堀島行真(トヨタ自動車)が悲願の金メダルを目指す。2年前にはイタリアと同じ中央欧州標準時のノルウェーに移住し、欧州最大級の屋内スキー場を拠点に練習を積んできた。 W杯種目別首位を表すイエロービブを着用して3度目の大舞台に挑む堀島は、開幕へ向けた610文字の長文コメントで決意を示した。

 「平昌2018冬季オリンピック、北京2022冬季オリンピック、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックと、過去3大会の中でも最も良い準備ができていると感じています。

 漠然とした不安にかられる日もありますが、毎日何十本、何百本と頭の中でコースを滑り、成功と失敗のイメージを繰り返してきました。コンディションを維持するため、選手村での生活から常にいい姿勢を保つよう心がけています。多くの感謝を胸に会場入りできたことを、本当に幸せに思います。

 本番では、これまで練ってきた計画を冷静に表現し、心が揺れ動く瞬間もあらかじめ想定しておいた行動で落ち着きを保ちたいと考えています。一つ一つの評価の積み重ねが人生に残る大切な時間になると感じているので、その瞬間をしっかりと観察しながら過ごしていきます。

 私はこの大会後も選手生活を続けたいと考えています。自身の経験を活かしてモーグル競技に関わる選手たちの怪我(ACLや腰痛、その他の負傷)を減らしていく事が目標です。そうした競技からの学びが各選手や、その他の競技の方の気づきになればと感じています。

 年齢を重ねるにつれ、子どもの頃に好きだったことや記憶が蘇ってくる事が多くあります。子どもたちには、今熱中しているものや幸せを感じる気持ちを大切にしてほしいと願っています。遊びも勉強も、目の前の出来事に精一杯心を使いながら過ごしてください。

 全力を尽くして戦ってきます。応援よろしくお願いします。」

 日本モーグル陣のコメントは以下の通り。

 ▼島川拓也 いつもTEAM JAPANへの温かい応援ありがとうございます。多くの祝福と激励の言葉をいただき、たくさんの方に支えられてここまで来られたことを実感しています。支えてくださったすべての方々への感謝の気持ちを胸に、夢の舞台であるオリンピックに全力で挑んできます。少しでも多くの方にモーグルに興味を持っていただき、ウィンタースポーツの賑わいにつながれば嬉しいです。

 ▼西沢岳人 選手村に到着し、オリンピックの雰囲気を味わってとても楽しい気持ちです。これから大会に向けて気を引き締めていこうと思っています。大会では楽しく滑って、自分自身の最高のパフォーマンスを出したいです。それがメダルにつながれば嬉しいです。僕の地元は子どもが少ないですが、その分とても身近で応援してくれています。とても感謝の気持ちでいっぱいですし、頑張っている姿を見てもらえたら嬉しいです。

 ▼藤木豪心 憧れだったオリンピックという舞台に立てるということ、この上なく嬉しい気持ちです。2018年、2022年もオリンピック出場のチャンスを逃し、一度は競技を離れ就職もしましたが、諦めずに挑戦し続けて今回ようやく掴み取ることができました。今までの思いを乗せて、初のオリンピックを全力で楽しみたいと思います。

 ▼冨髙日向子 ようやく実感が湧いてきました。今はコースを滑るのが楽しみで、とてもワクワクしています。ワールドカップ最終戦からここに入るまでの期間で心身ともにリフレッシュでき、北海道での合宿では課題である1エアまわりの練習にもしっかりと取り組めたので、その成果を存分に発揮したいと考えています。2度目のオリンピックとなる今大会は、心から楽しんで自分らしく、これまでで最高の滑りを体現したいです。そこにメダル獲得という結果がついてくれば嬉しいです。いつも暖かい応援やたくさんのサポートをいただき、本当にありがとうございます。オリンピックでは、私の滑りを見て1人でも多くの方に「かっこいい」と感じていただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いします!

 ▼柳本理乃 ずっと夢に見てきたオリンピックへの出場が決まり、今はワクワクした気持ちでいっぱいです。まずは、自分自身がかっこいいと思える滑りをして、メダル獲得という結果がついてきてくれたら嬉しいです。私はもともと運動が苦手でしたが、スキーという大好きなものに出会うことができました。好きなものに出会えることの素晴らしさや、好きなことに全力で取り組む姿のかっこよさを、オリンピックを通して皆さまにお伝えしたいです。

 ▼中尾春香 オリンピックの舞台に立つことを、ずっと夢見て頑張ってきました。これまでに大怪我を2回乗り越えましたが、それは私の力ではなく多くの方に支えられ、ファンの方の応援があったからこその今があると思っています!最高の滑りを最高の場所で皆さんにお見せできるよう、頑張ります!がんばれ!ニッポン!

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