【卓球全日本】張本美和 涙の初V!ヒヤヒヤの展開で「この試合は終わったな」父に最高の誕生日プレゼント

[ 2026年1月25日 14:20 ]

卓球全日本選手権シングルス最終日 ( 2026年1月25日    東京体育館 )

<全日本卓球選手権大会 第6日>女子シングルスで優勝した張本美和(撮影・須田 麻祐子)
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 卓球の全日本選手権が25日に行われ、一般女子の部決勝で張本美和(木下グループ)が早田ひな(日本生命)を破り、悲願の初優勝を飾った。

 早田とは3年連続で同じ決勝カード。過去2大会は敗れたが、ついに日本のエースを破って頂点を立った。女子では2019年の伊藤美誠以来、7年ぶりの高校生女王に輝いた。

 優勝インタビューの途中で涙を流しながら「本当にうれしくて…」と声を詰まらせた。あと1点で優勝まで迫った第6ゲームを落とす展開。「この試合は終わったなと正直感じた。弱気になったが、最終ゲームは思い切っていこうとなれた。結果、攻めて勝つことができたのでよかった」と話した。

 激しいラリーもあった第1ゲームは早田が11-7で奪ったが、第2ゲームは張本美が11-2と逆襲。そこから、第3、第4ゲームも奪って王手をかけた。

 だが、第5ゲームをは早田に奪われ、張本美は第6ゲームも10-6とあと1点まで追い詰めたが、逆転で奪われた。嫌な流れだったが、最後は第7ゲームを奪い返して、優勝が決定。歓喜の涙を流した。

 コーチでもある父・宇さんの誕生日が前日24日で「明日もっといいプレゼントをしたい」と初優勝への決意を語っていたが、この日改めて聞かれると「一般の部で優勝をプレゼントしたかったので、本当にうれしい。お母さんの誕生日も数日前にあったので、きょうは一緒にお祝いしたいと思います」とほおを緩ませた。

 23日には石川佳純以来となる史上2人目のジュニア女子の4連覇を達成。「石川さんの記録に並べてうれしい」と笑みを浮かべたが、本当に欲しいタイトルは一般の部での優勝だった。

 「これまでの全日本で一番優勝したい気持ちが強かった」という張本美は「壁を一つ乗り越えられた」と最後は充実感を見せた。

 2人の国際大会での対戦成績は、早田の8勝2敗。直近の対戦は昨年11月のWTTチャンピオンズ・フランクフルト決勝で、早田が4―3で勝利した。国内での対戦は、昨年8月のWTTチャンピオンズ横浜以来。その一戦では、最終ゲームで早田が以前から痛めていた左腕のメディカルタイムアウトを取った。その際に大会ドクターではなく、技術的な助言も送ることができるコーチがマッサージを施したことから、張本美が試合後に涙ながらに疑問を呈した。

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