V逸の熱海富士「本割で負けてくれたらな…という心が甘えなのかな」勝負を分けた精神面悔やむ

[ 2026年1月25日 20:39 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2026年1月25日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所千秋楽>優勝決定戦で安青錦に首投げで敗れた熱海富士(上) (撮影・西海健太郎)
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 首位の3敗で千秋楽を迎えた西前頭4枚目・熱海富士(23=伊勢ケ浜部屋)は、優勝決定戦で大関・安青錦(21=安治川部屋)に惜敗した。

 幕内前半の土俵で欧勝海(24=鳴戸部屋)を退け、先に3敗を守って支度部屋で安青錦の本割を見守った。安青錦が大関・琴桜に敗れれば、決定戦を待たずに初優勝が決まるという状況。ここで熱海富士は、優勝を争うライバルの負けを声に出して願ってしまった。「本割で負けてくれたらな…という心が甘えなのかな。誰しも想像するとは思うけど。(決定戦で)もう一番やってやろうという気持ちはあったけど…」。決定戦の敗因は精神面にあった。

 それでも自己最多の12勝を挙げ、静岡県出身として戦後初の新三役昇進は確実な状況。「(同部屋で年の近い)伯乃富士、尊富士、義ノ富士、旭富士の中では自分が一番兄弟子なので、先に三役に上がってやろうという負けたくない気持ちで厳しい稽古をやっている」。伊勢ケ浜部屋の関取数は全45部屋で最多の6人。さらに来場所新十両が確実な寿ノ富士や序ノ口優勝した“史上最強の新弟子”旭富士もおり、充実した稽古を日々積み重ねている。

 この日、優勝決定戦前には取組を終えた部屋の仲間が激励に訪れていた。「みんなで強くなっている気がします」。“チーム伊勢ケ浜”の猛稽古と仲の良さもまた、強さの秘訣(ひけつ)だろう。

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