【二所ノ関親方・真眼】立ち合いで高安のかち上げ封じた安青錦

[ 2026年1月17日 04:41 ]

大相撲初場所6日目 ( 2026年1月16日    両国国技館 )

高安(左)を寄り切りで破る安青錦(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 高安に完勝した安青錦は立ち合いからの流れで理想的な位置に左の下手を引いた。勝因はそこに尽きます。踏み込みも鋭く速かったから、根こそぎ持っていく作戦だった相手のかち上げも中途半端になってしまった。左差しからすかさず頭をつけて絶対に上体を上げない形をキープ。あの体勢をつくられてはさすがの高安も力を出すことは困難で、防戦一方となりました。

 安青錦の今年のテーマとして王鵬や高安ら力づくで根こそぎ起こしてくる相手への対策だと指摘してきました。自身がパワーアップすることも必要ですが、毎場所着実に大型力士対策に成長の跡が感じられます。今場所一番とも言えるこの日の相撲は今後の武器になるかもしれません。

 新大関場所は王鵬には敗れましたがここまで1敗。いろんな重圧の中でよくやっているし安定感もあります。まさしく「強い大関」という印象。この流れを維持できれば優勝候補の一人であることは間違いありません。 (元横綱・稀勢の里)

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年1月17日のニュース