ロス五輪で復活ラクロス 今夏自国開催の世界選手権へ女子日本代表が決意「メダル獲得が期待感や自信に」

[ 2026年1月15日 14:58 ]

会見に出席したラクロス女子日本代表の(右から)藤田主将、宮沢ヘッドコーチ、桜井、河合
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 日本ラクロス協会が15日に都内で会見を開き、今年7月24日から8月2日まで東京の秩父宮ラグビー場などで行われる女子世界選手権大会の概要を発表した。4年に一度開催される世界最高峰の国際大会で、日本での開催は1997年以来。当時は7チームのみの参加だったが、今回はアジア、北中米、欧州の各大陸を勝ち抜いた16チームが参加する。

 女子日本代表の最高成績は05年、22年の5位。チームを率いる宮沢明日香ヘッドコーチ(38)は「これまで変わることのなかった世界4強(米国、カナダ、イングランド、オーストラリア)の壁を越え、メダル獲得を実現するチームを目指して作っている。今回のメダル獲得が五輪への皆さまの期待感や日本代表の自信につながる」と力を込め、藤田瑠奈主将(26=Neo)も「28年の五輪に向けていい流れをつくるためにも、日本代表としてメダル獲得を目標に戦う」と誓った。チームの愛称はまだ決まっていない。宮沢ヘッドコーチは「選手決定とともに発表させていただきます!」と笑みを浮かべた。

 ラクロスは28年ロサンゼルス五輪で1908年ロンドン五輪以来、120年ぶりの復活が決まった。五輪ではよりコンパクトなフィールドで戦う6人制が採用されるが、10人制で臨む世界選手権はロス五輪開催前最後の世界選手権として注目が集まる。女子日本代表は近年、24年のU20世界選手権(香港)3位、6人制の25年ワールドゲームズ(中国)4位と上位進出が続き、メダル獲得への機運は高まる。

 宮沢ヘッドコーチは、メダルへのカギを握るライバルを前回大会3位のイングランド、同4位のオーストラリアに設定。「パワーやサイズで日本を上回る部分はあるが、(日本は)スピードを武器に、攻守の切り替えやチームワークを生かした連動性、ハードワークを武器に粘り強く戦う」と描いた。4月には英国での強化合宿を行い、そのイングランド、スコットランドとも対戦する予定だという。

 日本代表の選手の多くは社会人生活との“二刀流”。会社勤めなどの傍ら、休日の週末に合わせて練習スケジュールが組まれる。25年は10人制、6人制とも合同で強化してきたが、今年はそれぞれにヘッドコーチを置き、2チームに分かれて強化。10人制は月に2週末、これから始動する6人制は月に1週末の練習を行う予定で、主将の藤田ら6、7人は兼任が予想される。

 選手は人生をかけてラクロスに打ち込む。藤田と同様に兼任の可能性が高い主軸の一人、桜井美帆(27=MISTRAL)は5位だった前回の22年世界選手権(米国)出場後、「26年では必ずメダルを獲りたい」と仕事を辞めて単身でイングランドに渡り、昨年10月まで約2年間、現地のクラブチームで「武者修行」した。「基本的に1メートル70センチ超えの選手がそろっている。かつスピードもパワーもある。物理的なスピードは同じくらいかもしれないが、予測のところで勝っていけたら」とライバルを打倒するポイントを掲げた。

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