【競泳】平井瑞希が米テネシー大留学のため出発「歓迎ムードをつくってくれた」水泳部員との対面心待ち

[ 2026年1月15日 17:11 ]

米テネシー大留学のため、羽田空港から出発した平井瑞希
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 競泳女子バタフライで、24年パリ五輪代表の平井瑞希(18=TOKIOインカラミ)が15日、米テネシー大留学のため、羽田空港から出発した。当初は昨年4月に渡米予定も、ビザ取得などに難航。同3月の高校卒業から9カ月で新たな門出を迎え、「やっといろんな壁を乗り越えて出発できる。(水泳部の)みんなに会えるのにワクワクしている。昨晩は準備に追われて寝られませんでした」と笑顔で話した。

 平井は高校卒業後の進路を模索する中で、米国の複数の大学から勧誘を受けた。その後に渡米し、計3校を見学。学びたい分野の学科を有するテネシー大進学を決めたという。現地では短水路(25メートル)よりも短いヤードプール(約22・86メートル)での練習が主となり、課題のスタートとターンの強化につながる。「伸びしろだと思う。ヤードで強化して、(五輪など国際大会で使用される)長水路につなげたい」と抱負を述べた。

 もう一つの大きな目的が、NCAA(全米大学体育協の主催大会)への出場。米国のカレッジスポーツは日本とは別格の規模、盛り上がりがあり、28年ロサンゼルス五輪に向けても、大舞台の経験は大きなプラスとなる。例年3月に開催されており、今年は9月開幕の愛知・名古屋アジア大会の選考会を兼ねる日本選手権に出られず、アジア大会の出場もかなわないが、28年ロサンゼルス五輪に向けて「優勝争いができるように頑張りたい」と話した。

 すでにテネシー大水泳部の女子部員ではアプリと通じてコミュニケーションを図っているといい、「昨日の夜も、明日の夜に到着するよと、歓迎ムードをつくってくれた。世界水泳(世界選手権)で会った子もいるので、(再会したら)ヤッホーくらいは言えるかな」とはにかみながら話した。

 短期留学などを除き、五輪を経験している日本のスイマーが海外の大学に留学するのは異例。文武両道で競技力も上げられれば、後進に道筋を付けることにもつながる。「英語はペラペラになるはず」と語学力の向上も目指す平井は、「日本人選手が英語を勉強して、水泳も学業をやるところを見せられたら、私もやってみたいと思う人が増えるかも知れない。大学からも特待生として入学させてもらっているので、最後までできるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

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