翠富士が初白星 しこ名一字もらった付け人の翠河富士は改名初勝利「一発目は肩透かしで決めてやろうと」

[ 2026年1月15日 06:36 ]

大相撲初場所4日目 ( 2026年1月14日    東京・両国国技館 )

翔猿(左)をすくい投げで破る翠富士(撮影・郡司 修)
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 東前頭12枚目の翠富士(29=伊勢ケ浜部屋)が翔猿(33=追手風部屋)をすくい投げで破って今場所の初白星を挙げた。右四つに組み合って少し長い相撲になり、最後は相手が出てくるところを左上手からひねると同時に右の差し手を返してすくい投げ。初日からの連敗を3で止め「ここから勝っていきたい」と前を向いた。

 翠富士の付け人を務める序二段の良ノ富士改め翠河富士(すいがふじ、21=伊勢ケ浜部屋)はこの日、照寶(24=尾上部屋)を下して初白星を挙げた。決まり手は「肩透かし」。尊敬する兄弟子の得意技を決め「翠河富士の一発目は肩透かしで決めてやろうと思って、狙ってました」と胸を張った。

 翠河富士は今場所「良ノ富士(かずのふじ)」から改名。「良」の字を「かず」とは読みにくく「よしのふじ」と間違われることもあったという。幕内・義ノ富士との混同を避けるために、草野から義ノ富士に改名した先場所前あたりから翠河富士も改名を希望した。その頃、偶然にも経緯を知らない翠富士から「俺のしこ名やるよ」と冗談交じりに言われたという。もともと「翠」の字を入れたいと考えていたため驚き、本人の許可を得た。そして出身地・茨城県古河市の「河」を入れて「翠河富士」に決めた。

 翠河富士にとって「肩透かし」は、初土俵からこれまでの6年間で計9回決めている得意技の一つ。9年間で計79回も決めている角界一の“肩透かし名人”翠富士から直接アドバイスを受けており、前に圧力をかけて相手を起こしてから引くことを意識した。この日は「翠」の字を受け継いだ付け人として狙い通りの技を決め「全部肩透かしで勝ちたいですね」と笑った。

 翠富士は、自身のしこ名と技を受け継いだ弟弟子のことを「変なところばかりまねするから」と笑った。さらに、得意技の伝授について尋ねると「肩透かしは別に教えてないですよ」と“肩透かし”を食らわせてきた。

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