悲壮決意の千葉百音 五輪代表かけたSPで上々の発進 会場はスタオベ 74.60点に納得の表情

[ 2025年12月19日 20:30 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2025年12月19日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュア全日本選手権第1日>女子SP、演技をする千葉百音(撮影・小海途 良幹)
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 来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケート全日本選手権が19日に開幕。女子ショートプログラム(SP)で、五輪の代表切符を懸けて激しい火花を散らせた。

 20番滑走の千葉百音(木下グループ)は、冒頭のフリップ―トーループの3回転ジャンプに成功。後半の3回転ルッツも着氷し、まとめた。会場のスタンディングオベーションには手を振って応えた。74.60点のアナウンスを見届けると、うなずいて納得した。

 「全身全霊でいくしかない」と覚悟を示していた通り、気迫に満ちた演技を披露した。今季はGPシリーズで2連勝を飾ったが、GPファイナルはフリーで失速して5位。大会後は涙を流し「自分に悔しがる権利もないし、悔しがる時間もない」などと悲壮な思いを口にしていた。

 グランプリファイナルの日本人選手上位2人に入った中井亜美(TOKIOインカラミ)、坂本花織(シスメックス)は一歩リード。3枠目を懸けた争いでは千葉の他に、渡辺倫果(三和建装・法大)、吉田陽菜(木下アカデミー)、住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)などが候補に挙がっている。

 ▽女子の五輪選考状況 日本は3枠で全日本選手権の優勝者が自動的に決まり、残る2人は総合的に選出。全日本の2、3位、GPファイナル上位2人(中井、坂本)、今季ベストスコア上位3人(坂本、中井、千葉)を満たす選手から2人目を決め、上記基準を満たして選考から漏れた選手と世界ランク上位3人(坂本、千葉、吉田)、日本連盟独自の今季国際競技会ポイント上位3人(中井、坂本、千葉)、今季の総合得点平均上位3人(坂本、中井、千葉)から残る1人を選ぶ。複数の基準項目で次点の渡辺、住吉も候補として挙がっている。

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