【甲子園ボウル 鳥内秀晃の目】関学大は序盤に2つの痛恨ミス、立命大は多様な攻撃光った

[ 2025年12月15日 05:30 ]

第80回毎日甲子園ボウル   立命大38―14関学大 ( 2025年12月14日    阪神甲子園球場 )

<甲子園ボウル 関学大・立命大>甲子園ボウルを制し、歓喜する立命大の選手たち(手前)と立ち尽くす敗れた関学大の選手たち(撮影・椎名 航)
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 関西学生リーグで、しのぎを削るライバルの激突はリーグ戦で敗れている立命大が雪辱した。

 関学大はキッキングで序盤に出た2つのミスが痛かった。まず試合開始のキックオフ。地面にバウンドさせ、リターナーの前にいる選手に捕らせるスクイブキックを狙った。これが最前列の選手に当たって捕球され、いきなり敵陣49ヤードの好位置を与えた。そして2度目の攻撃権を得る際のキックレシーブ。サイドライン際に蹴られ、関学大がさわらなければ蹴り直しだった。これを捕球し自陣7ヤードという厳しい位置から開始。ライン戦など拮抗(きっこう)していても、これでは流れをつかめない。

 立命大は絶好のフィールドポジションから2TDを先制。QBを含めたランが出れば、パスも通る。バリエーションのある攻撃で主導権を握った。この両チームは下馬評で有利と言われた方が不思議と負ける。立命大は立て直し準備したことをしっかり本番でやりきった。RBで言えば蓑部君(3年)、漆原君(2年)などタレント豊富で来年も戦力は充実しそうだ。

 第80回で初めて関西決戦となり、一つのシーズンに好カードを2度も見られた。全国的な普及発展を考えれば関東のチームにも来年は奮起を期待したい。 (関学大前監督)

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