【甲子園ボウル】立命大が連覇 関学大と史上初の関西決戦に完勝!QB竹田が涙のMVP

[ 2025年12月15日 05:30 ]

第80回毎日甲子園ボウル   立命大38―14関学大 ( 2025年12月14日    阪神甲子園球場 )

<甲子園ボウル 関学大・立命大>甲子園ボウルを制し、歓喜する立命大の選手たち(手前)と立ち尽くす敗れた関学大の選手たち(撮影・椎名 航)
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 「伝説」を超える連覇だ。立命大(関西2位)が5TDを奪う猛攻で関学大(関西1位)を38―14で撃破。史上初の関西勢対決を制し、2年連続10度目の学生日本一に輝いた。立命大の連覇は2002~04年の3年連続優勝以来。パス&ランで4TDを奪った立命大QB竹田剛(4年)が甲子園ボウルMVP、K横井晃生(4年)がミルズ杯(年間最優秀選手)を獲得した。

 大好きな仲間の姿がにじんで見えない。終了のホイッスルに、QB竹田の涙腺が壊れた。「4年間、苦しい時間が長かったので、いろんなことを思い出して涙が止まらなくなった」。高橋健太郎監督の現役以来となる甲子園ボウル連覇。歓喜の中心に、頼れる背番号5がいた。

 史上初の関西決戦に注目が集まっても、司令塔のスタンスは変わらない。「目の前の1プレーに集中した」。第1Q2分41秒にWR仙石大(4年)へ先制TDパス。11分34秒には、自分の足でエンドゾーンへ駆け込んだ。

 「ケガしてもいいから、どんどん走るつもりだった」

 負傷を避けるため、リーグ戦では“温存”したランが関学大守備陣の混乱を招く。一人で4TDを奪う無双の働きはMVPのタイトルに値した。

 連覇を合言葉にスタートした1年。高橋監督が主将で率いた2003年を「超える」使命が新たに加わった。QB高田鉄男らタレントを擁し、社会人王者も圧倒した伝説のチーム。目標は定まっても、王者ゆえの慢心が成長を阻んだ。「いつか勝てるやろ、みたいな空気が常にあった」と指揮官は振り返る。看板のランが低調に終わった神戸大戦後のロッカーでは、オフェンスのユニット同士で言い争いも…。本音をぶつけ合って生まれた一体感が快進撃のスタートだった。

 全日本選手権が始まった09年以降、関学大と2度対戦した時の2戦目は5戦全敗。ライバルの分析力と適応力に圧倒されてきた。リーグ戦で3―24と完敗してからリベンジした意味は大きい。

 「史上初の関西決戦、そして2回目の関学大に勝ったので、認めたくはないけど、これで僕らを超えたでしょう」

 偉大な“高橋先輩”から得たお墨付き。新たな黄金時代の幕が開いた。 (堀田 和昭)

 ◇甲子園ボウル表彰選手
 ▽ミルズ杯(年間最優秀選手) 立命大K横井晃生(4年)
 ▽甲子園ボウル最優秀選手 立命大QB竹田剛(4年)
 ▽甲子園ボウル敢闘選手 関学大RB井上誉之(4年)

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