【岡崎真氏の目】素晴らしかった鍵山のSP、重圧受けるフリーが五輪への試金石に

[ 2025年12月5日 05:30 ]

フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル第1日 ( 2025年12月4日    名古屋市・IGアリーナ )

<GPファイナル第1日>男子SP、演技をする鍵山優真(撮影・小海途 良幹)
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 鍵山の演技は本当に素晴らしかった。NHK杯とフィンランド大会の時には軸が外れ気味のジャンプが多発していたので心配していたが、今回は文句のつけようがないバッチリのジャンプを見事に3本そろえた。表情にも不安げな感じは全くなく、フィンランド大会の後にしっかりと調整して自信を持ってこの大会に臨んでいることがうかがえた。

 冒頭のトーループの連続ジャンプでプラス5を付けたり、演技構成点でも10点満点をつけたジャッジもいる。彼にとってはまた大きな自信になったに違いない。

 4回転半ジャンプを失敗したマリニンとは14点以上の差がついたが、マリニンのミスは攻めた上での結果なのでおそらく動揺はないだろう。点差がついた分、フリーではさらに果敢に攻めてくるはずで、最後に滑る鍵山がそのプレッシャーをどう受け止めてどう戦うか。全日本、そして五輪本番に向けての試金石になりそうだ。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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