【男子ゴルフ】蝉川、運も味方に6差10位 逆転賞金王へ「奇跡が起きてほしいです」

[ 2025年12月5日 05:20 ]

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第1日 ( 2025年12月4日    東京よみうりCC=7002ヤード、パー70 )

<ゴルフ日本シリーズJTカップ初日>6番、イーグルトライする蝉川泰果(撮影・会津 智海)
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 逆転で初の賞金王を狙う蝉川泰果(24=アース製薬)が5バーディー、4ボギーの69で回り、首位に6打差の10位につけた。初タイトルを手にするには優勝が絶対条件。ショットは手探りの状態だが、ミラクルを信じて追い込みをかける。宋永漢(34=韓国)が63で首位に立った。

 運を味方につけた。難関の18番パー3(224ヤード)で蝉川の第1打は想定よりも飛んでピン奥10メートルに着弾。そこから傾斜を下って3メートルのところで止まった。「ラッキーですよね。上に落ちた球が戻ってきてくれた」と最終ホールをバーディーで締め、笑顔で振り返った。15番までショットが不調で2オーバーと苦戦。しかし16番で4メートルを決めるなど終盤に3連続バーディーを奪いV圏内に浮上した。

 支えになったのが02、07年賞金王の谷口徹からスタート前にもらった「一喜一憂しないように」という金言だった。谷口は前週、レギュラーツアーからの引退を表明し関係者へのあいさつのためコースを訪れていた。賞金ランク3位の蝉川は今大会で優勝すれば、ランク1位の金子の成績次第で逆転賞金王が見えてくる。その勝率を上げる方法を谷口から聞きだそうと「(普段)どういう気持ちで回っていますか?」と質問。「気持ちを入れ過ぎず、狙ったところに打つことに集中した方が良い」とアドバイスを受けた。その言葉通り心の波を抑えて回った。

 過去に最終戦で優勝し逆転で賞金王に輝いたのは00年片山晋呉と17年宮里優作の2人だけ。「奇跡が起きてほしいです。入るか入らないかは運もある。やることをやってあとは入ってくれれば」。“ミラクル”を信じて残り3日に挑む。

 ▽賞金王の行方 可能性があるのはランク1位の金子、同3位の蝉川、同4位の大岩の3人。蝉川と大岩が逆転賞金王になるには優勝が絶対条件で、金子の順位が関係する。金子が5人までの2位タイ、2人までの3位タイ以内なら蝉川、大岩が優勝でも金子が賞金王。金子が7人までの2位タイ、3人までの3位タイ以内なら大岩が優勝でも金子が賞金王。

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