アメフト京大 3インターセプトのDB阿部が泣いた理由「4年間終わったなという気持ちと…」 近大に快勝

[ 2025年11月8日 20:57 ]

関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   京大28―7近大 ( 2025年11月8日    万博記念競技場 )

<京大・近大>試合後、感極まった表情を見せる京大DB阿部
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 ヒーローは試合後の整列で泣いていた。「4年間終わったなという気持ちと、こんなクリアな頭で初戦から戦えたらという悔しさと、両方の気持ちがあふれて…」。涙の理由を明かした時、京大DB阿部俊介(4年)は穏やかな笑みを取り戻していた。

 4年間の集大成。藤田智ヘッドコーチが「相手のターンオーバーがないと勝てないと思っていた」と覚悟した戦いで、阿部が青写真を現実にした。近大最初のオフェンスでインターセプト。相手の出鼻をくじき、7―7で迎えた第2Q10分56秒には、インターセプトしたボールをそのままエンドゾーンまで運ぶ30ヤードTDを決めた。後半にも、インターセプトを記録。激しいタックルで近大の出足も止め、ディフェンスの勝利を体現した。

 個人より、チームの勝利を優先した4年間だった。2年生が終わる時、WRからDBへのコンバートを志願。選手層を勘案し、あえて慣れないポジションにトライした。愛知・東海高ではバスケット部に所属したアスリート。「バスケットでは自分が活躍すればいいと思っていたけど、アメフトでは、自分以外の人がいいプレーをして勝つことが大事だと分かった」という。

 3勝4敗に終わったラストシーズン。「3強とやる時は過大評価しすぎて、同大や甲南大と対戦する時は負けたら入れ替え戦が…とか、考えすぎることが多かった」と振り返る。9日の神戸大の結果次第では、京大、近大と合わせた3チームの抽選で、4位相当になる可能性も。阿部が見せたラストパフォーマンスは、来季を戦う京大の自信になった。

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