伯桜鵬 大の里から2場所連続の金星 師匠から掛けられた魔法の言葉「自信になった」

[ 2025年9月18日 04:30 ]

大相撲秋場所4日目 ( 2025年9月17日    両国国技館 )

<秋場所4日目>伯桜鵬(右)に突き落としで敗れる大の里(撮影・郡司 修) 
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 平幕・伯桜鵬が横綱・大の里から2場所連続金星を挙げた。攻め込まれた土俵際での突き落とし。東前頭2枚目から新三役昇進へ、2勝2敗のタイに戻した。大関昇進に挑む関脇・若隆景は小結・高安を寄り切って2勝2敗。勝ちっ放しは横綱・豊昇龍、関脇・霧島の2人になった。

 なりふり構わずに体を振った。横綱に押し込まれた土俵際。伯桜鵬が徳俵に掛かった右足を踏ん張り、相手の左肘を抱えて投げ捨てた。押し出した先場所中日に続き、大の里から2場所連続の金星だった。

 「横綱は瞬発力、馬力が凄い。最後は捨て身。横綱より早く動くと決めていた」。初志貫徹の勝ち名乗りだった。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)からは「2、3年後を見据えていこう」と声を掛けられる。守り重視から攻め重視に取り口を転換できたという。連敗した2、3日目も前へ出る内容を評価され「“いいぞ”と言われて自信になった。“周りの目、結果ばかり気にするな”と」。土俵際での思い切りの良さを生む魔法の言葉となった。

 幕内力士5人を抱える伊勢ケ浜部屋には懸案がある。大関から序二段まで番付を下げた後、横綱昇進した師匠以降、三役力士を出せていない。八角理事長(元横綱・北勝海)も「当たりが強くなり、勝ってやろうという気持ちがいい」と評価する22歳の「令和の怪物」が、初の三役の権利をつかみつつある。 (筒崎 嘉一)

【鬼門でまた勝てず】
 大の里は「鬼門の4日目」で初黒星を喫し、2場所続けて伯桜鵬に金星を許した。突き押しで攻め、土俵際まで追い込んだが、最後は突き落としで逆転された。支度部屋では「明日しっかり切り替えてやります」と語った。4日目は昨年の九州場所から6場所で5度目の黒星。初日からの連勝は3で止まり「一日一番しっかり集中してやっていきます」と前を向いた。

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