【世界陸上】広中璃梨佳が決意の大逃げ 「最初から自分のレースをすると決めていた」

[ 2025年9月18日 20:12 ]

陸上 世界選手権東京大会第6日 女子5000メートル予選 ( 2025年9月18日    国立競技場 )

<世界陸上東京・6日目>女子5000メートル予選、力走した広中(撮影・藤山 由理)
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 女子5000メートル予選が行われ、広中璃梨佳(24=日本郵政グループ)は15分10秒68の2組13位で決勝進出はならなかった。

 各組上位8人が決勝に進むという状況の中、スタートと同時に飛び出した。一時50メートル近く2位以下を突き放すハイペースで進んだ。まさに大逃げ。国立競技場の満員のファンからも大歓声が起きた。ラスト2周で後続にとらえられ、ラスト1周はついていけなかったが、勇気ある走りだった。

 広中はレース後「決勝はいけないが、最初から自分のレースをすると決めていた。ラスト1000メートルからの切り替えがうまくいかなかった。世界陸上を戦えたのは今後につなげたい。ここまで戻ってこられたので自信持ちたい。14分台を出せば決勝に進めると思っていた。それしか考えてなかった。気づいたら(他選手が)ついてきていなかった。ラスト1000メートルで勝負できないのは2種目やる課題でもある。スタミナよりスピード強化してもっと強くなりたい」と前を向いた。

 13日の1万メートル決勝では、トップに立つなど自分のペースで引っ張り、終盤の驚異的な粘りで6位入賞を果たした。この日も序盤から先頭争いに加わるなど積極的は走り、満員の国立競技場をわかせた。

 パリ五輪イヤーの昨季、広中は絶望の淵に立たされていた。膝を故障し、2大会連続入賞の懸かる五輪出場はかなわなかった。半年間、走れない時期も経験。久々に走ると「喜びを感じられた」と振り返る。冬季練習も順調に消化。「悔しさをバネに頑張って来られた。昨年の1年を良かったと思える年にしたい」と前を向き、挑んだ舞台だった。

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