【世界陸上】中島佑気ジョセフ 日本勢過去最高の6位 歴史変えるも「やっぱりメダル獲りたかった」

[ 2025年9月18日 22:12 ]

陸上 世界選手権東京大会第6日 男子400メートル決勝 ( 2025年9月18日    国立競技場 )

男子400メートル決勝、ゴール後に力尽きる中島(撮影・木村 揚輔)
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 男子400メートル決勝が行われ、日本記録保持者の中島佑気ジョセフ(23=富士通)が44秒62を記録し、この種目で日本勢過去最高の6位に入った。1991年東京大会の高野進の7位を上回った。

 国立競技場に雨が降り注ぐ中、中島は大外の9レーンから発スタート。最後の直線に入ると一気に加速し、順位を上げた。死力を尽くしたレース後は濡れたフィールドに倒れ込み、しばらく動けなかった。

 レースを振り返り「自分でも驚いているんですけど、決勝進出を目標にしてきて、ようやく夢に見てきた舞台をしかも国立で走ることができて幸せだったんですけど、それよりも悔しいっていう気持ちが出てきて。やっぱりメダル獲りたかったですね」と語った。

 そして「悔しいですね。アスリートとしてこれほどにない充実感を感じた。それよりももう少し勝負したかった。準決勝を終えて、一仕事終えたというか。疲労もありつつ、不思議と大崩れせず。決勝という神聖な舞台で、疲労にあがなうというか、究極の状態を感じた」とも総括していた。

 16日の準決勝後には「決勝は前半からもう少しいって、かつ後半もまとめられればメダルも見えてくる。もう一度つくり直して自信を持ってやりたい」と語っていた。

 自分への期待に応えたかった。城西高時代まで無名。身長が伸び続け、筋力がつかないことで太腿を中心に故障続きだった。全国舞台でも準決勝止まり。それでも、周囲は伸びしろを信じた。強豪・東洋大へ橋渡しした同高の山村貴彦顧問は「ポテンシャルが高く、面白い原石だと思った。成長曲線を下げないようにした」と振り返る。大学2年から本格化し、22、23年と世界選手権を経験。富士通に入社した昨夏のパリ五輪も経て、迎えた大勝負の舞台で結果を残した。

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