【世界陸上】田中希実が17日に山本有真と交わした誓い 「世界と戦うための最後のピースをはめてくれた」

[ 2025年9月18日 20:51 ]

陸上 世界選手権東京大会第6日 女子5000メートル予選 ( 2025年9月18日    国立競技場 )

<世界陸上東京・6日目>女子5000メートル予選、力走し山本(右)と健闘を称え合う田中(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 女子5000メートル予選が行われ、田中希実(26=ニューバランス)が14分47秒14で1組5着に入り、20日に行われる決勝に進出した。山本有真(25=積水化学)は15分36秒29で組18着で決勝進出を逃した。

 スタートから山本有真がトップを引っ張り、その後ろに田中がつける形となった。田中は中盤にトップに立ってペースを上げる積極果敢な走りでラスト1周になってもトップに食らいついて5位でゴール。決勝進出条件となる上位8人の中に入った。山本が作ってくれた流れに本来の走りを取り戻した。

 「1500が終わってからは喪失感が大きかった。実力のわりに結果に結び付かなくて、怖くてつらくて心細かった」とし、「昨日、ゆまちゃんが“私に何かできることがあれば”と言ってくれて、(1周)72秒で6.5周を2人で頑張ろうと。世界で戦うための最後のピースをはめてくれた。今季はずっとトップオブトップを目指してきたけど、そこに自分が縛られてしまっていた。自分も輝きたいけど絶望のどん底に落ちて闇に怯えて…」と偽らざる思いを吐露した。

 田中は13日に行われた1500メートル予選では、各組6位以内が準決勝に進む条件の中、1組10着と本来の力を出し切れずに予選敗退。それから4日で立て直した。

 レース後、山本有真に田中は「ゆまちゃんのおかげ、2人でつくったレースだよ」と声をかけた。そして決勝の舞台に立つ。「光も闇もない透明な気持ちを走りから放てるようにしたい」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

「田中希実」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2025年9月18日のニュース