福部真子 涙と笑顔の世界陸上「今季最悪の走り」も菊池病と闘い走り抜けた大舞台「自分を褒めてあげたい」

[ 2025年9月15日 21:42 ]

陸上 世界選手権第3日 女子100メートル障害準決勝 ( 2025年9月15日    国立競技場 )

<世界陸上3日目>女子100メートル障害準決勝、レースを終え笑顔を見せる福部(撮影・木村 揚輔)
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 女子100メートル障害の準決勝が15日に行われ、2大会ぶりの出場となる日本記録保持者の福部真子(29=日本建設工業)は13秒06で1組7着となって敗退した。

 レースを終えた福部は取材エリアで「今季最悪の走りをしてしまった」と言いつつも、ここまでの歩みを問われると、涙を流した。

 「菊池病になった時に、もう終わりだなと思っていたし、代表のユニホームを着て走れないなと思っていた時間もあった。こうやって日本代表のユニホームを着て、日本中の皆さんに応援してもらう姿は想像していなかった。よく頑張ったと自分を褒めてあげたい」

 昨秋に発症した、リンパ節に良性の炎症が起きる原因不明の「菊池病」に悩まされてきた中での大舞台だった。

 「菊池病の方がどれだけ世界陸上を見てくれたか分からないけど、1人でもいいんです。私が頑張っていることが何か生きる活力だったり、もう少し頑張ろうかなとか。菊池病じゃない人も、こういう病気なんだなと調べてもらうことが第一歩だと思うので。もっともっと認知度が高まれば、菊池病の方が過ごしやすい社会になると思う。早く特効薬を作ってほしいです(笑い)」

 涙と笑顔で世界陸上を戦い終えた。

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